現在の自動車保険は「リスク細分型」が主流となってきており、車の使用方法や運転者の年齢を限定したり、或いは運転者そのものを限定したりして リスク(事故を起す危険性)が低い区分で契約できれば、保険料をかなり節約することができます。
ここで紹介するのは一般的な割引制度ですが、各保険会社で様々な割引制度が提供されています。
既に自動車保険に加入されている方も、もう一度ご自分の保険内容を確認されてみてはいかがでしょうか。
割引制度を有効に活用して、賢く自動車保険を利用したいものですね。
契約形態による割引
割引制度 | 契約の内容 | 割引率(%) |
使用目的 | 車の使用目的を「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」の3つに区分し、それぞれ割引率が異なります。 | - |
ゴールド免許 | ゴールド運転免許証をもっている人。 (年齢条件が26歳以上補償・30歳以上補償・35歳以上補償などに限定) |
-3 ~ 16 |
年齢限定 | 運転者を「年齢を問わず補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」「35歳以上補償」など年齢で限定。若いほど保険料は高い。 | -35 ~ 60 |
新 車 | 車の初度登録年月の翌月から起算して25ヶ月以内などの新車の場合。 車両保険(5%)および対人・対物・人身傷害・搭乗者傷害保険(9%) |
-5 ~ 9 |
家族限定 | 運転者を本人及び家族に限定。(配偶者、本人またはその配偶者の同居の親族および別居の未婚の子) | -3 ~ 5 |
本人・夫婦限定 | 運転者を本人及び配偶者に限定。 | -5 ~ 8 |
長期優良契約 | 等級が20等級で1年間無事故の場合。 「35歳以上補償」「30歳以上補償」「26歳以上補償」の契約が対象。 |
-5 |
セカンドカー割引 | 1台目が11等級以上の方の2台目の新規契約は7等級からスタート。 | -20 ~ 30 |
ノンフリート多数 | 1証券で3台以上まとめて契約の場合、保険料から3%(3~5台)、または5%(6台以上)割引。 | -3 ~ 5 |
新規優良契約 | 子供年齢条件追加特約等を契約しており、その子供が新規に保険に加入する場合、3年以上無事故・無違反を条件に割引。 (初年度のみ適用) | -5 |
安全装備による割引
割引制度 | 契約形態の内容 | 割引率(%) |
環境対策車 | 所定の低公害車、低燃費車の場合。 (福祉車両割引の対象となる場合には、福祉車両割引を優先して適用) |
-1.5 |
福祉車両 | 所定の税制優遇の対象となる福祉車両の場合。 | -3 |
盗難防止装置 | イモビライザ-を装備している場合は車両保険料が5%割引となり、所定の盗難車追跡装置を装備している場合は3%割引。(重複適用は不可) | -3 ~ 5 |
エアバック | エアバッグが装備されている場合。 | -10 |
デュアルエアバック | デュアルエアバッグ(運転席、助手席)が装備されている場合。 | -15 |
ABS | ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が装備されている場合。 | -5 |
横滑り防止装置 | 横滑り防止装置装着車の場合。 | -5 |
衝突安全ボディ | 車体構造が所定の安全基準を満たしている場合。 | -10 |
※ 上記の割引内容は、各保険会社により契約内容、割引率が異なります。契約されている保険会社にて詳細をご確認ください。
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