車検とは・・ |
俗に言う車検とは、道路運送車両法で定められた自動車検査登録制度のことを言い、自動車等が保安基準に適合しているかどうかを確認するために、国土交通省が定期的に実施する検査のことで、この検査に合格しないと公道上を走行することはできません。 もし車検を受けていない、或いは合格していない車での「無車検運行」は違反点数6点、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金となります。
車検には、新規検査(新車を納入する際の検査)・継続検査・構造等変更検査(車検証記載事項の内容を書き換えるような車両の改造の際の検査)の3種類がありますが、通常は「継続検査」のことを車検と呼ぶことが多いようです。
<注意!>
よく聞くのが「車検を受けたのに車がすぐ故障した。」これは車検を誤解しているために出てきた発言です。
車検とはあくまでも、公道を走行する上での保安基準に適合するかどうかの検査であり、車両の故障の可能性を検査したり、修理するためのものではないということを理解しておく必要があります。
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車検の有効期間 |
車検には有効期間というものが設けられており、車検証に記載されています。また車検証を見なくても、自動車のフロントガラスに貼り付けられているステッカーにも有効期間が記載されています。
車検はこの有効期間満了日までに必ず受けなければなりません。無車検で公道を走行すれば、前述のような罰則がありますので十分な注意が必要です。
また、車検はこの有効期間満了日の1ヶ月前から受ける事ができます。1ヶ月前に受けたからといって有効期間も1ヶ月早まることはありませんので、車検切れを防ぐためにも早めに受けることをお薦めします。
車検の有効期間は車種ごとに決められており、次のようになっています。
車種ごとの車検有効期間
車 種 | 有効期間 |
自家用軽乗用車 (500・580ナンバー) | 初回は3年後、以降は2年ごと |
自家用軽貨物車 (400・480ナンバー) | 2年ごと |
自家用乗用自動車 (3・5ナンバー) | 初回は3年後、以降は2年ごと |
自家用貨物自動車 (バン、トラックなどの4・1ナンバー) | 初回は2年後、以降は1年ごと |
営業用自動車 (バス・タクシーなどの緑ナンバー) | 1年ごと |
二輪車 (排気量250cc超) | 初回は3年後、以降は2年ごと |
車検の費用 |
車検にかかる費用としては、税金、保険など絶対に必要な法定費用と、業者に依頼した場合の点検代や工賃などの法定外費用の二つに分けられます。
法定費用 ・・・ 自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料・書類代
法定外費用 ・・・ 点検代・工賃・部品代・代行手数料など
車種 | 軽自動車 | 自家用乗用車 (~1.0t) |
自家用乗用車 (~1.5t) |
自家用乗用車 (~2.0t) |
自家用乗用車 (~2.5t) |
自動車重量税 (24ヶ月分) |
8,800円 | 25,200円 | 37,800円 | 50,400円 | 63,000円 |
自賠責保険料 (24ヶ月分) |
18,980円 | 22,470円 | |||
検査手数料 | 1,100円~1,400円 | 1,100円~1,500円 | 1,100円~1,500円 | 1,100円~1,500円 | 1,100円~1,500円 |
平成20年1月1日から、車検場に車両を持ち込む場合の検査にかかる手数料の額と納付方法が変更されています。
ユーザー車検の場合、不具合箇所がなくて部品代等もかからなければ、上記の法定費用だけで車検を済ませることも可能です。
点検代等の法定外費用は、依頼する業者によって名目や料金が違います。複数の業者に見積りを依頼して比較してみてはいかがでしょうか。
車検の見積り依頼・申し込みはこちらから ⇒ ホリデー車検 カーコンビニ倶楽部
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