自動車のナンバープレートには、自動車の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所の名称等が表示されています。
この地域名は、通常、新しく登録事務所ができた際に新たにつくられてきましたが、地域振興や観光振興等のイメージアップの観点から登録事務所の新設の有無にかかわらず、新たな地域名表示が認められるようになりました。
これが「ご当地ナンバー」というもので、平成18年10月から導入されています。
ただし、どこでも導入されるわけではなく、次のような基準が設けられています。
【新たな地域名表示の基準】
(1)対象となり得る地域の基準
◆ 地域特性や経済圏等に関して、他の地域と区分された一定のまとまりのある地域であり、一般に広く認知された地域であること。また、原則として、単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合であること。 ◆ 当該地域において、登録されている自動車の数が10万台を超えていること。 ◆ 対象となる地域が、当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し、人口、登録されている自動車の数等に関して、極端なアンバランスが生じないものであること。 |
(2)地域名の基準
◆ 行政区画や旧国名などの地理的名称であり、当該地域を表すのにふさわしい名称であること。また、当該地域名が全国的にも認知されていること。 ◆ 読みやすく、覚えやすいものであるとともに、既存の地域名と類似し混同を起こすようなものでないこと。 ◆ ナンバープレートに表示された際に十分視認性が確保されるよう、原則として「漢字」で「2文字」とする。やむを得ない理由があるとして例外を認める場合であっても最大で「4文字」までとし、ローマ字は認めないものとする。 |
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新たに導入されたご当地ナンバーと該当市町村は次の通りです。
項番 | ご当地 ナンバー名 |
都道府県 | 該当する市町村名 |
1 | 仙 台 | 宮城県 | 仙台市 |
2 | 会 津 | 福島県 | 会津若松市、喜多方市、田島町、下郷町、舘岩村、檜枝岐村、伊南村 南郷村、只見町、熱塩加納村、北塩原村、塩川町、山都町、西会津町 高郷村、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、河東町 会津高田町、会津本郷町、新鶴村、三島町、金山町、昭和村 |
3 | つくば | 茨城県 | 古河市、結城市、下妻市、水海道市、つくば市、守谷市、坂東市、筑西市 岩瀬町、伊奈町、谷和原村、真壁町、大和村、八千代町、千代川村 石下町、総和町、五霞町、三和町、境町 |
4 | 那 須 | 栃木県 | 大田原市、那須塩原市、湯津上村、黒羽町、那須町 |
5 | 柏 | 千葉県 | 柏市、我孫子市 |
6 | 成 田 | 千葉県 | 成田市、富里市、下総町、神埼町、大栄町、多古町、蓮沼村、松尾町 横芝町、芝山町 |
7 | 川 越 | 埼玉県 | 川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町 |
8 | 金 沢 | 石川県 | 金沢市、かほく市、津幡町、内灘町 |
9 | 伊 豆 | 静岡県 | 熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、東伊豆町、河津町、南伊豆町 松崎町、西伊豆町、伊豆の国市、函南町 |
10 | 岡 崎 | 愛知県 | 岡崎市、幸田町、額田町 |
11 | 堺 | 大阪府 | 堺市 |
12 | 倉 敷 | 岡山県 | 倉敷市、笠岡市、井原市、船穂町、金光町、鴨方町、寄島町、里庄町 矢掛町、真備町 |
13 | 豊 田 | 愛知県 | 豊田市 |
14 | 一 宮 | 愛知県 | 一宮市 |
15 | 下 関 | 山口県 | 下関市 |
16 | 諏 訪 | 長野県 | 岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村 |
17 | 高 崎 | 群馬県 | 高崎市、安中市、榛名町、倉渕村、箕郷町、群馬町、松井田町、新町 |
18 | 鈴 鹿 | 三重県 | 鈴鹿市、亀山市 |
19 | 富士山 | 静岡県 | 富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町、芝川町 |
山梨県 | 富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村 |
※ 富士山ナンバーは平成20年11月4日から導入。
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